障子張り替えの費用相場は1枚2,000円〜?破れないプラスチック障子の価格

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「不意のトラブルで障子が破れてしまった」「経年劣化で黄ばみや色褪せが気になる」など、障子の張り替えを検討されている方にとって気になるのは、張り替えにかかる費用でしょう。

プロに頼めばクオリティが担保される代わりに料金も高くなるのではと、ついつい後回しになってしまう方もいるかもしれません。

本記事では、障子の張り替えにかかる費用相場について解説していますので、参考にしてください。

部屋が暗い原因は「障子の劣化」。張り替えで得られる劇的なメリット

部屋が明るくなる

障子紙は光を通しやすい性質を持っていますが、強い直射日光を長時間受け続けると、水分が失われて乾燥し、結果として破れやすくなる点には注意が必要です。

一方で、障子紙に用いられている和紙には、入ってきた光をやわらかく広げる拡散効果が備わっています。

そのため、南向きで日差しが強い部屋よりも、北側に配置された部屋や、窓からの光があまり入らない空間に障子を設置することで、その特性をより効果的に活かすことができます。

障子紙に当たったわずかな自然光でも、和紙を通して室内全体に均等に広がり、空間を明るく感じさせることにつながります。

断熱効果が高まる

障子は木材と紙という自然素材で作られているため、室内の温度環境を整える断熱効果を持っています。

特に暖房を使用している冬場の室内では、障子を設けることで室内の暖かい空気が外へ逃げにくくなり、冷えを抑える役割を果たします。

この断熱性は寒い時期に限られたものではなく、夏の季節にも効果を発揮します。

外から差し込む強い日射をやわらかく遮ることで、冷房によって冷やされた室内の空気を保ちやすくなります。

部屋がスッキリして見える

障子は、壁の中へ引き込む形の構造にすることで、使用しない際には窓まわりをすっきりと見せることができ、室内に広がりや開放感をもたらします。

視界を遮る要素が減るため、空間全体がより伸びやかに感じられる点も特徴です。

松竹梅で選ぶ。障子紙の種類と張り替え費用相場(1枚あたり/材料工賃込)

種類 価格帯 メリット デメリット
普通紙 2,000円〜3,000円
  • ラインナップが豊富
  • 断熱効果がある
  • 耐久性があまり高くない
  • 汚れがつきやすい
強化紙 3,000円〜5,000円
  • 普通紙よりも強度が高い
  • 吸水•放水性もある
  • 普通紙に比べて高い
  • 経年劣化がある
プラスチック障子紙 5,000円〜8,000円
  • 耐久性が高い
  • 室内の温度管理がしやすい
  • 価格が高い
  • 通気性が低い

1. 普通紙(パルプ)[相場:2,000円〜3,000円]

普通紙、いわゆるパルプ紙を使った障子紙で張り替えを行う場合の費用相場は、おおむね2,000円〜3,000円程度となります。

普通紙は、さまざまな価格帯の商品が揃っているため、予算や用途に応じて選びやすい点が大きなメリットです。

また、室温をある程度調整する断熱効果も期待できます。

しかし、その一方で耐久性があまり高くないため破れやすく、汚れもつきやすいというデメリットがあります。そのため、日常的な使用環境やメンテナンスの手間を考慮して選ぶことが重要です。

2. 強化紙(レーヨン混)[相場:3,000円〜5,000円]

強化紙を使用した障子の張り替え費用の相場は、3,000円〜5,000円程度です。

強化紙は、レーヨンなどの補強素材を加えることで、普通紙よりも強度を高めた障子紙となっています。

紙本来の特徴である吸水•放水性も保持しており、室内の湿度が高いときには水分を吸収し、低いときには放出するため、湿度調整に寄与する点が魅力です。

耐久性は普通紙より高いものの、張り替え費用はやや高めになります。また、長年使用すると経年劣化により耐久性は徐々に低下し、太陽光による自然な退色も起こる点がデメリットとなります。

3. プラスチック障子紙[相場:5,000円〜8,000円]

プラスチック製の障子紙で張り替えを行う場合の費用相場は、5,000円〜8,000円程度となります。

プラスチック障子紙は、破れにくく、汚れが付いても拭き取れるなど、耐久性に優れている点が大きな特徴です。

また、空気を通さない素材のため、冷暖房の効率が高まり、室内の温度管理がしやすくなるメリットもあります。

しかし、パルプ紙の障子紙と比べると価格が高く、通気性が低いため、風通しを重視する場合には注意が必要です。

「霧吹き」が命取り?障子DIYで素人が失敗するポイント

霧吹きのタイミング

DIYで障子を張り替える際に失敗しやすい要因のひとつは、シワを伸ばしてピンとさせるための霧吹きを、糊が乾ききる前に使ってしまうことです。

せっかくきれいに貼れたとしても、焦って霧吹きをすると、それまでの作業が台無しになってしまう可能性があります。

具体的には、まだ半乾きの糊に水分が加わることで再び緩んでしまい、本来の接着力を失うことになります。

さらに、紙自体も水分で不均一に伸びるため、結果的に大きなシワやたるみが生じる原因にもなります。

霧吹きを使う場合は、必ず糊が完全に乾いてから行うことが重要です。

古い障子紙の剥がし残しがある

障子紙を張り替える際は、まず古い障子紙を剥がす作業から始めます。

このとき、桟(さん)に紙や糊が残っていると、新しい紙を貼った際に凸凹が目立ってしまうため注意が必要です。

桟に残った紙や糊は、濡れタオルで丁寧に擦ってしっかりと拭き取りましょう。

なお、プラスチック製の障子紙など一部の素材では、アイロンや専用の剥がし材を使用することで、よりきれいに古い紙を取り除くことが可能です。

カッターの切れ味が悪いとシワや破れができる

障子の張り替えの仕上げ段階では、カッターを使って余分な紙を切り落とし、見栄えを整えます。糊が乾くと紙が剥がれにくくなるため、作業は糊が乾かないうちに行うことが大切です。

切れ味の鈍いカッターやゆっくりとしたカットでは、紙がうまく切れずにシワや破れが生じやすくなります。

カッターは刃を折って新しい部分を出し、途中で止まらず一気にカットするのがポイントです。

いずれのケースでも、手先の器用さに自信がない場合は、張り替え作業に苦労することになるため、プロに任せた方が安心でしょう。

張り替えできない?「アルミ枠」や「劣化」に注意

アルミ枠障子は、防炎法などの関係で特にマンションの障子として活用されているケースが増えています。

メリット

  • 錆びにくく耐久性が高い
  • 汚れにくいためメンテナンスの手間が少ない
  • 定期的な修理や交換が発生せず、コストを抑えることができる

デメリット

  • 外気温の影響を受けやすい
  • 張り替えの工程が多く、DIYでやるには難易度が高い

アルミ枠の障子は、耐久性やコストパフォーマンスに優れている点は良いですが、張り替えに必要な道具も多く、外枠から組子を引き抜く作業が一人では厳しいといった難点もあります。

また、従来の木枠の障子であっても、経年劣化で枠自体が折れていたり、組子が外れていると補修が必要となり、そのまま張り替え作業を行うことはできません。

このようなケースでも、プロに頼めば張り替え以外の必須作業も一緒に行なってくれるため、手間がありません。

まとめ

障子の張り替えにかかる費用相場は、2,000円〜8,000円程度です。

古くなった障子を張り替えることで、見た目が美しくなるだけでなく、住む人の気持ちも新たにリフレッシュされます。

ペットや小さなお子様がいる場合には、耐久性に優れたプラスチック障子紙に張り替えることで、日常のメンテナンスの手間を大幅に減らすことができます。

枚数が少なければDIYでの張り替えも可能ですが、雪見障子のような特殊な障子や、手先に自信がない場合は、安全かつ美しい仕上がりを確保するために、迷わずプロの施工業者に相談することをおすすめします。

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