人工芝施工の費用相場は?DIYなら1平米3,500円〜?プロとの価格差とリスク

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庭を人工芝にしたいけど、費用はどれくらいかかるのか、DIYでやれば安く済むのかなどは、人工芝を施工するにあたって、最初に生じる疑問と思われます。
人工芝は「敷くだけ」の簡単な作業ではなく、下地の整地が仕上がりの8割を決めると言われています。
この記事では、施工方法別の費用相場から、DIYで起きがちな失敗例、後悔しない業者選びのポイントまで詳しく解説します。

仕上がりの8割が決まる整地作業の重要性

人工芝の施工で最も大切なのは、実は芝を敷く前の「下地作り」です。
ここを軽視すると、どんなに高品質な人工芝を使っても納得いかない仕上がりになってしまいます。

地面を平らに固める作業が最も重要

人工芝の施工は「芝を広げてピンで固定するだけ」と思われがちですが、実際にはその前工程が成否を分けます。
まず雑草や小石を丁寧に取り除き、地面を平らに整地します。
さらに転圧機で地盤をしっかり固めることで、安定した下地が完成します。
この作業を怠ると、施工後に芝が沈んだり波打ったりする原因になり、見た目も悪くなってしまいます。

下地処理が甘いと水たまりやカビの原因になる 

整地が不十分な状態で人工芝を敷くと、雨が降るたびに凹んだ部分に水が溜まります。
水はけが悪いと湿気がこもり、人工芝の裏面にカビが発生することも珍しくありません。
カビは見た目の悪化だけでなく、嫌な臭いの原因にもなり、最悪の場合は人工芝を剥がして敷き直しが必要になります。
プロの業者は水が流れるよう微妙な勾配(傾斜)をつけて整地するため、こうしたトラブルを未然に防ぐことができます。

防草シートで雑草の突き上げ・景観悪化を防止 

人工芝の下に敷く防草シートは、雑草対策の要です。
シートの重ね合わせが甘かったり、隙間があったりすると、そこから雑草が突き抜けて人工芝を持ち上げてしまいます。
防草シートの費用相場は1㎡あたり200円〜700円程度ですが、安価な製品は2〜3年で破れることも珍しくありません。
人工芝の耐用年数(7〜10年)に合わせて、耐久性の高いシートを選ぶことが大切です。

施工方法別・人工芝設置の費用相場

人工芝の施工費用は、「誰が施工するか」「どこに敷くか」で大きく変わります。
ここでは3つのパターン別に費用相場を解説します。

1. DIY(相場:3,500円〜6,000円/㎡)

安く済むが労力は大きい 

DIYの最大のメリットは費用を抑えられる点です。
内訳の目安は、人工芝が1㎡あたり1,800円〜4,500円、防草シートが200円〜700円、固定ピンや接合テープなどの副資材が数百円程度です。
合計で1㎡あたり3,500円〜6,000円程度に収まります。
ホームセンターでは1m×10mのロールが17,800円〜20,800円前後で販売されており、まとめ買いすればさらにコストを抑えることも可能です。

場合によっては転圧機や下地材(砂など)など道具代も

ただし、地面の状態によっては追加の道具や材料が必要です。
凸凹がひどい場合は、山砂などの下地材(1㎡あたり500円〜1,000円程度)を入れて整地する必要があります。
転圧機はホームセンターでレンタル可能(1日2,000円〜3,000円程度)ですが、慣れない作業で丸一日以上かかることも珍しくありません。
カッターや定規、メジャーなどの道具も必要になるため、道具代と自分の労力を考えると、必ずしも「安上がり」とは言い切れない点に注意が必要です。

2. 専門業者へ依頼(相場:8,000円〜15,000円/㎡)

雑草・天然芝の撤・整地までを依頼

専門業者に依頼すると、施工費用として1㎡あたり3,500円〜8,000円程度が人工芝代に上乗せされます。
ただしこの中には、雑草の除去、既存の天然芝の撤去、整地、防草シートの敷設、人工芝の設置・固定・仕上げまですべての作業が含まれています。
土地の状態によっては別途整地費用(1㎡あたり1,000円〜5,000円)がかかることもありますが、見積もり時に確認しておけば安心です。
10坪(約33㎡)の庭なら、総額で130,000円〜160,000円程度が目安となります。

綺麗に仕上がりかつ数年単位の施工保証

プロの技術は仕上がりの美しさに直結します。
人工芝同士の継ぎ目を目立たなくする「ジョイント処理」は、芝目の向きを揃え、接合部分を丁寧に処理する熟練の技術が必要です。
DIYでは継ぎ目が目立ちがちですが、業者施工なら自然な一体感のある仕上がりが期待できます。
また、多くの専門業者は1〜3年程度の施工保証を設けており、万が一のトラブルにも対応してもらえる安心感があります。
保険に加入している業者であれば、施工中の事故にも備えられます。

駐車場・コンクリート上への施工(相場:9,000円〜13,000円/㎡)

専用のウレタンボンドを使用して全面接着

コンクリートやタイルの上に人工芝を敷く場合、固定ピンが使えないため専用の接着剤(ウレタンボンド)で全面を貼り付けます。
ボンド代が追加でかかるため、土の上への施工より1㎡あたり1,000円〜3,000円程度高くなる傾向があります。
駐車場やベランダ、屋上など硬い下地への施工は、接着の技術が仕上がりを大きく左右するため、経験豊富な業者への依頼がおすすめです。

水はけ用の勾配・ボンドの乾燥時間も考慮する

コンクリート面は通常、雨水が流れるように勾配がついています。
この勾配が不十分だと、人工芝を敷いた後に水たまりができる原因になります。
また、ウレタンボンドは完全に乾燥するまで24〜48時間程度かかるため、天候を見ながらの施工計画が必要です。
乾燥前に雨が降ると接着不良を起こすこともあるので、業者に依頼する場合は施工スケジュールをしっかり確認しましょう。

人工芝DIYでよくある3つの後悔・失敗

費用を抑えようとDIYに挑戦したものの、後悔するケースは少なくありません。
実際によくある失敗パターンを紹介します。

継ぎ目が目立つ

人工芝には「芝目」と呼ばれる葉の向きがあります。
複数のロールを並べて敷く際、この芝目の向きを揃えないと、光の当たり方で色が違って見え、継ぎ目がくっきり目立ってしまいます。
遠目に見るとパッチワークのようになり、せっかくの人工芝が台無しになってしまうこともあるでしょう。
また、ロール同士の間隔が空きすぎたり、逆に重なりすぎたりすると、そこだけ不自然に見えてしまいますが、プロは芝目を一方向に揃え、継ぎ目の処理も丁寧に行うため、自然な仕上がりになります。

雑草が生えてくる 

「防草シートを敷いたのに雑草が生えてきた」という失敗は、DIYで最も多いトラブルのひとつです。
原因の多くは、シート同士の重ね幅が足りない、端の処理が甘い、といった施工ミスにあります。
防草シートは最低でも10cm以上重ねて敷き、端は人工芝の下にしっかり巻き込む必要があります。
また、安価な薄手のシートでは根の強い雑草に突き破られることもあるため、シートの品質選びも重要なポイントです。

水はけが最悪

DIYで見落としがちなのが「水勾配」です。
完全に平らに整地してしまうと、雨水の逃げ場がなくなり、庭全体に水が溜まってしまいます。
プロの施工では、排水側に向かって1〜2%程度の緩やかな傾斜をつけるのが基本です。
この微妙な勾配を素人が再現するのは非常に難しく、水はけの悪さに悩まされるケースが後を絶ちません。
特に粘土質の土壌では水が染み込みにくいため、より慎重な下地処理が求められます。
水たまりが常態化すると、カビや悪臭の原因にもなるため注意しましょう。

まとめ

人工芝の施工費用は、DIYなら1㎡あたり3,500円〜6,000円、業者依頼なら8,000円〜15,000円が相場です。

10㎡以下の平坦な庭であれば、DIYでも十分対応可能です。
ただし、整地作業は想像以上の重労働になります。
転圧機を使って地面を固め、防草シートを隙間なく敷き、芝目を揃えて人工芝を固定するといった、これらの作業を休日だけで終わらせるのは、慣れていない方にはかなりハードルが高いでしょう。

「水はけの良さ」と「見た目の美しさ」を重視するなら、整地作業だけでもプロに依頼するのがおすすめです。
下地さえしっかりしていれば、その後の人工芝敷きはDIYでも比較的スムーズに進められます。

人工芝は一度施工すると7〜10年は使い続けるものです。
目先の費用だけでなく、10年後のメンテナンスコストや仕上がりの満足度まで考えて判断することが大切です。
まずは複数の専門業者から「施工保証付き」の見積もりを取り、DIYとの価格差や作業内容を比較検討してみてください。

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