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給湯器を交換する費用の相場料金は?タイプ別比較

給湯器を交換するタイミイングとしては、故障したときはもちろん、使い始めて10年を超えた頃などがあげられます。
交換にかかる費用は、給湯器の種類や設置状況によって大きく変わります。
この記事では給湯器交換にかかる費用相場をタイプ別に詳しく解説します。

給湯器交換の費用相場

タイプ 価格帯 メリット デメリット
ガス給湯器(従来型) 100,000円~200,000円 • 導入コストが低い
• 設置スペースが少なくて済む
• メンテナンスが比較的簡単
• 省エネ性能はエコジョーズより劣る
• ランニングコストがやや高め
• 熱効率は約80%程度
エコジョーズタイプ 200,000円~300,000円 • ガス代をしっかり節約
• CO2排出量を約15%削減
• 熱効率が高く省エネ性能に優れる
• ドレン排水の設置場所が必要
• 初期費用がやや高め
• 排気温度が低く排気口周辺の配慮が必要
エコキュート(電気式) 250,000円~350,000円 • 光熱費が年間約30,000円~50,000円安い
• 補助金制度で60,000円~170,000円の補助
• 災害時にタンクのお湯を生活用水として使える
• 本体が大きく設置スペースが必要
• 初期費用が高額
• お湯を使い切ると再沸かしに時間がかかる

給湯器の交換費用は100,000円~350,000円前後が一般的な相場です。
この金額には本体価格と工事費が含まれますが、給湯器の種類・号数・設置場所によって費用が変動します。

ガス給湯器(従来型)

従来型のガス給湯器は、最も一般的なタイプで家庭用として広く普及しているタイプです。
瞬間的にお湯を沸かす仕組みで、必要なときに必要な分だけお湯を作ります。

交換費用は100,000円~200,000円前後が相場です。
本体価格は号数によって異なり、以下のような目安となります。

  • 16号:80,000円~120,000円程度
  • 20号:100,000円~150,000円程度
  • 24号:120,000円~180,000円程度

ガス給湯器(従来型)を使用するメリットと注意点

メリット

  • 導入コストが低く、短期間で交換可能
  • 設置スペースが少なくて済む
  • メンテナンスが比較的簡単

注意点

  • 省エネ性能はエコジョーズより劣る
  • ランニングコストがやや高め
  • 熱効率は約80%程度

エコジョーズタイプ

エコジョーズは排熱を再利用してガス消費を抑える省エネ給湯器です。
従来捨てていた排気ガスの熱を回収し、お湯を温める際に再利用することで熱効率を約95%まで高めています。

交換費用は200,000円~300,000円前後が相場です。
号数別の価格目安は以下の通りです。

  • 16号:130,000円~250,000円程度
  • 20号:150,000円~280,000円程度
  • 24号:180,000円~300,000円程度

エコジョーズタイプを使用するメリットと注意点

メリット

  • ガス代を年間約10,000円程度節約でき、長期的にコストパフォーマンスが高い
  • CO2排出量を約15%削減できる
  • 熱効率が高く、省エネ性能に優れる

注意点

  • ドレン排水(結露水)の設置場所を確保する必要がある
  • 初期費用がやや高め
  • 排気温度が低いため、排気口周辺の配慮が必要

エコキュート(電気式)

エコキュートは、ヒートポンプ技術を使ってお湯を沸かす電気給湯器です。
空気中の熱を利用して効率的にお湯を作り、貯湯タンクに貯めておく仕組みです。

交換費用は250,000円~350,000円前後が相場となります。
費用の内訳は以下の通りです。

タンク容量別の価格目安は次の通りです。

  • 370L(2~4人世帯):300,000円~400,000円程度
  • 460L(4~6人世帯):350,000円~450,000円程度

ガス給湯器からの交換の場合は、電気配線工事や基礎工事が必要になりケースもあります。

エコキュートの使用するメリットと注意点

メリット

  • 夜間電力を利用することでランニングコストを大幅に抑えられる
  • ガス給湯器と比べて光熱費が年間約30,000円~50,000円安くなる
  • 補助金制度(給湯省エネ2025事業)を活用すれば60,000円~170,000円の補助金が受けられる
  • 災害時にタンクのお湯を生活用水として使える

注意点

  • 本体が大きく、ヒートポンプユニットと貯湯タンクの設置スペースが必要になる
  • 初期費用が高額
  • 設置場所によっては運転音が気になる場合がある
  • お湯を使い切ると再沸かしに時間がかかる

給湯器交換を検討する際のポイント

給湯器交換を成功させるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

家族人数に合った号数を選ぶ

号数とは「水温+25℃のお湯を1分間に何リットル作れるか」を示す数値です。
家族構成に応じた適切な号数を選びましょう。

  • 1~2人世帯:16号
  • 2~3人世帯:20号
  • 4人以上の世帯:24号(推奨)

4人家族の場合、シャワーと台所、洗面所などで同時にお湯を使っても水圧に問題がない24号が最適です。
号数が小さすぎると、冬場に複数箇所で同時使用した際に湯量不足や水圧低下が起こる可能性があります。
号数の選択は単に家族の人数だけでなく、実際の使用状況も考慮する必要があります。
例えば、「朝の時間帯に家族が集中してシャワーを使う」、「料理中に洗い物をしながらお風呂を沸かす」など、同時使用の頻度が高い家庭では余裕を持った号数を選ぶことをおすすめします。

設置環境に合う機種を選定

給湯器には設置場所に応じて以下のタイプがあります。

  • 屋外壁掛け型:外壁に設置するタイプ
  • 屋外据え置き型:地面に設置するタイプ
  • PS設置型:マンションのパイプスペース内に設置するタイプ

現在設置されている給湯器と同じタイプを選ぶことで、工事費を抑えることができます。
設置場所を変更する場合は追加工事費が発生するため注意が必要です。
設置環境によっては特殊な部材が必要になる場合もあります。
マンションでエコジョーズを設置する場合、ドレン排水を処理するために追いだき配管を利用する三方弁方式や三本管方式が必要になり、通常よりも工事費が高くなることがあります。

メーカー保証や施工店のアフターサポートを確認

給湯器の寿命は約10~15年とされていますが、定期的なメンテナンスや万が一の故障に備えて保証内容を確認しておくことが重要です。
メーカー保証は通常1〜3年で、有料で延長できる場合もあります。
施工店の工事保証は5〜10年が一般的です。
定期点検サービスの有無や、24時間対応の修理サービスがあるかも確認しておくと安心です。

まとめ

給湯器交換の費用は100,000円~350,000円前後が目安となります。
従来型のガス給湯器は初期費用が安く、エコジョーズは省エネ性に優れ、エコキュートはランニングコストを大幅に削減できるというメリットがあります。

給湯器を交換することで得られるメリットは以下の通りです。

  • 省エネ性の向上:最新機種は熱効率が高く、光熱費を削減できる
  • 快適性の向上:安定した湯量と湯温で快適な生活を実現
  • 安全性の向上:最新の安全機能で事故リスクを低減
  • 経済性の向上:長期的に見ればランニングコストの削減につながる

給湯器の交換においては、生活スタイルと設置環境に合った機種を選ぶことが重要です。
家族人数、お湯の使用頻度、設置スペース、予算などを総合的に考慮し、複数の業者から見積もりを取って比較検討しましょう。
補助金制度を活用できる場合もあるため、交換時期を検討する際は最新の補助金情報もチェックすることもおすすめします。

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