間仕切りリフォームの費用相場は?「音漏れ」しない選び方

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子供の成長やテレワークの普及で「部屋を分けたい」というニーズが増えています。
しかし、間仕切りには様々な方法があり、選び方を間違えると「音が筒抜け」「片方の部屋が暗い」といった後悔につながることも珍しくありません。
この記事では、間仕切りリフォームの費用相場から失敗しない選び方まで解説します。

ただ仕切るだけじゃダメ?間仕切りリフォームで失敗しないための事前知識

間仕切りリフォームを検討する前に、いくつか確認しておくべきポイントがあります。
これを怠ると、工事後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。

「視線」を遮りたい?「音」も遮断してプライバシーを守りたい?

 まず考えるべきは「何のために仕切るのか」です。
リビングの一角に作業スペースが欲しいだけなら、視線を遮るカーテンで十分かもしれません。
しかし、受験生の子供部屋を分けたいなら防音性が重要です。
目的によって最適な工法は異なるので、まずは「視線だけ」か「音も」かを明確にしましょう。

部屋を分けた後、空調はどうする?

意外と見落としがちなのがエアコンに関する問題です。
1台のエアコンで冷暖房していた部屋を2つに分けると、片方の部屋に冷気や暖気が届かなくなります。
エアコンの増設には本体代に加え、室外機の置き場や電源確保、配管工事が必要で、追加で100,000円以上かかることも考えられます。
見積もり時に空調計画も相談しましょう。

採光の確保する工夫

窓が1つしかない部屋を壁で仕切ると、片方は窓のない暗い部屋になってしまいます。
対策としては、壁の上部にガラスの欄間を設ける、室内窓を作る、すりガラスの引き戸を採用するなど、光を通す工夫が有効です。

将来的に「また一つに戻す」可能性があるかどうかも重要

子供が独立した後、分けた部屋をまた広い1室に戻したいと検討している場合、完全な壁よりも可動式の間仕切りや引き戸を選ぶ方が賢明です。
撤去工事にも費用がかかるため、ライフステージの変化を見据えた計画を立てましょう。

間仕切りリフォームの種類別・費用相場(工事費込み)

間仕切りリフォームには、簡易的なものから本格的な工事まで様々な選択肢があります。
それぞれの特徴と費用相場を比較してみましょう。

1. カーテン・ロールスクリーン【簡易:30,000〜80,000円】

最も手軽で安価な間仕切り方法です。
 天井にカーテンレールを設置し、布やロールスクリーンを吊るすだけの簡単な施工で工事は半日程度で完了し、住みながらのリフォームにも最適です。
不要になったら取り外しも簡単で、賃貸でも導入しやすい利点があります。
しかし、布1枚で仕切るだけなので、防音性はなく、床や天井との間に隙間ができるため冷暖房の効きも悪くなります。
「視線を遮る」程度の目的に適した方法です。

2. アコーディオンカーテン・パネルドア【可変:50,000〜150,000円】

カーテンより少ししっかりした間仕切りが欲しい場合の選択肢です。
蛇腹状に折りたためるアコーディオンカーテンや、パネルタイプのドアを天井のレールに取り付けます。
開けば開放的な大空間、閉めれば個室風に使い分けられる点がメリットであり、パネルドアは樹脂製やアルミフレームのものがあり、カーテンより見た目がしっかりしています。
その一方で、素材によっては安っぽく見えることがあります。
また、床や天井との間に隙間ができるため、音漏れは避けられません。
「完全な個室」を求めるなら力不足ですが、普段は開けておき必要な時だけ閉める使い方には向いています。

3. 建具(引き戸・可動間仕切り)の設置【機能性:200,000〜500,000円】

デザイン性と機能性を両立したい場合におすすめです。
天井と床にレールを敷き、木製やガラス製の本格的な引き戸を設置します。
3〜4枚の戸を連動させて大きな開口を確保できるタイプもあり、壁を作るより「可変性」を重視する場合に最適です。
ガラス入りの引き戸なら採光を確保しながら空間を仕切ることができ、インテリアの一部として楽しめるデザイン性の高さも魅力です。
ただし、引き戸単体では壁ほどの防音性は期待できません。

4. 造作壁(完全な壁を作る)【プライバシー最強:150,000〜250,000円】

プライバシーや防音性を最優先する場合の選択肢です。
木材で骨組み(間柱)を組み、その上に石膏ボードを貼ってクロスで仕上げます。
断熱材を入れれば、話し声や生活音を遮音しさらに高めることも可能です。
また、コンセントやスイッチの新設、壁掛けの棚や照明の取り付けも可能です。
しかし、デザイン性の高い引き戸は本体価格だけで200,000〜300,000円以上することもあります。
「将来戻す予定がない」なら壁を作る方がコスパが良いケースも踏まえておきましょう。

子供部屋を2つに分ける際、「壁」にするか「収納」で仕切るか

子供の成長に伴い、1つの部屋を2つに分けたいというニーズは非常に多いです。
代表的な方法を比較してみましょう。

造作壁パターン

中学生以上の兄弟姉妹なら、プライバシー確保のためにしっかりした壁を作ることをおすすめします。
特に性別が異なる場合や、受験を控えている場合は、音や視線を完全に遮断できる壁が最適です。
新築時に将来の間仕切りを想定して設計されている家なら、100,000〜200,000円程度で壁を新設できます。

収納家具パターン

壁の代わりに、背中合わせの収納家具(クローゼット)を設置する方法です。
両側から使える収納が確保できるため、子供部屋にありがちな収納不足を同時に解決できます。
費用は造作壁より高くなりますが、将来的に撤去して1室に戻すことも比較的容易です。

簡易的な仕切りでは喧嘩の原因になるので注意 

「カーテンでとりあえず仕切ろう」という選択は、小さい子供のうちは良いかもしれませんが、受験期や定期試験前など集中したい時期に、隣からテレビの音や話し声が聞こえてくると喧嘩の原因になりかねません。
将来を見据えるなら、最初からしっかりした壁を作っておく方が結果的にトラブルを避けられます。

DIYとプロの工事の決定的な差

ホームセンターには突っ張り式のパーテーションや棚が売られており、DIYで間仕切りを作ることも可能です。
しかし、プロの工事との間には決定的な差があります。

賃貸で人気の突っ張りDIYは、あくまで仮設

突っ張り式のパーテーションは壁を傷つけずに設置できますが、あくまで仮設です。
大きな地震では倒れる可能性があり、ベッド近くに設置すると就寝中に怪我をするリスクがあります。

DIYで作る壁は話し声や生活音が筒抜けになる恐れも

 DIYで作る壁は構造上薄くなりがちです。
プロが施工する壁は石膏ボードの厚みや断熱材で遮音性を確保しますが、DIYでそこまでの性能を出すのは困難です。

スイッチやコンセントの新設は資格がないとできない

部屋を分けるとそれぞれに照明スイッチやコンセントが必要になりますが、電気配線工事は電気工事士の資格が必須です。
資格なしで触ると感電や火災のリスクがあります。

長く住む持ち家ならプロに施工してもらうべき 

DIYの間仕切りは耐火性能や耐震性能が保証されません。
長く住む持ち家であれば、安全性と資産価値を考えてプロに依頼しましょう。

まとめ

間仕切りリフォームは、目的に合った工法を選ぶことが成功の鍵です。

「何のために仕切るのか」で選ぶべき工法と費用は全く異なります。
視線を遮るだけならカーテンで十分ですが、プライバシーを守りたいなら造作壁が必要です。
まずは目的を明確にしましょう。

音や空調を気にするなら、中途半端な仕切りより「壁の新設」がコスパが高いと言えます。
アコーディオンカーテンやパネルドアは可変性が魅力ですが、防音性は期待できません。
子供部屋を分けるなど、しっかりした個室が欲しい場合は、思い切って壁を作ってしまう方が満足度は高くなるはずです。

加えて、照明スイッチの増設やエアコンの設置まで含めた提案ができる会社を選びましょう。
複数社から相見積もりを取り、適正価格を確認することをおすすめします。

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